この靴は震災が起きたときにどうしようもない靴だよ

不味いストな春菊と高野豆腐のびのび炒めを創作。
あーこれ、実は
不味すぎて捨てた。
もったいないお化け、来るならこい。かかってこい。
私は腹をくくったんだ。ぞ。それは、少しは、罪悪感、ありましたよ。
だって、一応エコロジーとか、無視したくないし。でもさ、今日は無理だよ。

可愛そうな高野豆腐。
高野豆腐を電子レンジでチンしたんですよ。お湯につけて。そしたらですが、
のびのびしちゃって。屈伸はりきりすぎちゃって。戻ってこなくなちゃったんです。準備体操の段階で。
いや、これは、スプウンでも掬えません、救えません。先生、どうにかしてください。高野豆腐くんが戻ってきません。保健室、タンカー。
で、訳分からないからとりあえず春菊と一緒に焼いてごまかそうとしたんです。必死に取り繕うとしました。だって、我が校で、こんな不祥事が起きたなんてこと、世間には知らせたくないですもん。でも、
だめだー。
ごまかせない。出会った瞬間から彼らは互いを拒絶しあった。保健の先生春菊さんは高野豆腐を見て、諦めやがった。これは手の施しようがないわねえって。
残酷な春菊。なんて悲しい。こんな学校・・やめてやる。

しょうがないから今日の夜は納豆と共に過ごした。心の突っかかりが消えない。納豆がねばねばして嫌味くさいぜ。