「怪獣ロック」

アイデン&ティティーを見る。
日本という国は、同じ教育を受け、均質な人を作るという教育をしている。人と同じがいいという日本では本当のロックというものは生まれない。と映画の中で言っていた。
が、しかし、果たしてそうであろうか。こんな日本で、みんなと同じだからこそ、みな苦しんでいるのではないだろうか?決して、日本人はそれに満足しているのではない。むしろ、自分らしさを見つけようとするむずかしさは欧米よりも日本のほうがよほどあると思う。自分らしさというものがマイナスに捕らえられがちだから。だれでも、自分は自分でありたいと思っている。欧米だけの人の問題じゃない。日本でも本当のロックが生まれる土壌はしっかりしていると思うのだ。ただ、それをみな日本人は隠しているだけ。あきらめないで欲しい。こんな日本だからこそロックが必要だ。本当の自分なんてない。けれど、確かに自分はここにある。それをかんじるだけでも自分探しといえるのではないか。
そして、それこそ、ロック。かなあ。