箱根

先日、母のお誕生日行事で家族で箱根へゆくた。行った。


ハイアットでフランスの田舎料理とやらを食べたが、海老カレー。全然田舎じゃないがな。

でも、建物が素敵。吹き抜けのロビーの中央に暖炉があって、子連れのういういしい家族がお食事されてた。
ポテトのケチャップを口の端につけた子供。小さな脚はソファーに宙ぶらりん。このだらしなさ、子供の醍醐味。愛らしい。


それにしてもクリスマス。だあーな。


帰りにポーラ美術館に寄った。
ゴッホが自殺する前日に描いたという「あざみ」を目撃。DOきゅん。

自殺する人の絵とは思えない。
艶やかな、穏やかな、グリーン。と、
雲一つない日のピーカンの青空のような突抜けた、ブルー。

何をおもってこの絵を描いたのだろう。

凝固していた。すさまじく。
一見幸福のように見える何かが。


恐怖…?無意識?
アイキャントアンダースタンド。



下り道、紅葉した葉が舞っていた。おびただしい蝶の大群か、後の季節の伏線は、そこにある景色に想像力を与えるから、きれいって思ったりするのかしら。



いつもの日常。がんばろ。欠けすぎていて想像力も諦めかけてるんぢぃけでぃん。